今回はこのウケの悪さについて女性の心理とともに対策を考えてみましょう。
実家住まいの男性は婚活では不利なのは事実
その原因を女性視点から考えてみる
そして、3つのアピールでポイントを稼ぐことはできる
女性には男性の実家暮らしがどう映るか?
先日、ウチの嫁さんからこんな話がありました。
まだ付き合ってもいないんですが、結婚相手としてどう思いますか?
嫁さんとは十数年以上の間柄なので、嫁さんが後輩にどう返事したかは容易に想像がつきます。
嫁さん的には彼は ×(バツ)でしょうね。
私、36歳で実家くらしのオトコなんて考えられない。
でも後輩に『そんなオトコやめといたら?』なんて無責任なこと言えなかったわ。
で、『同棲でもしたら?』
とでも言ったんでしょ?
結婚してもう10年以上ですからね。嫁さんが何考えているかなんて分かりますとも。
女性にとって成人男性、しかも30代が実家暮らしをしていることに違和感を感じることは割と自然なことみたいですね。
そこで、今回は実家暮らしの婚活男子はどうしてウケが悪いかを考えてみましょう。
女性には男性の実家暮らしがどう映るか?
実際には、後輩と36歳の男性とはこんなやりとりがあったそうです。
結構大きめのSUVを持っているんですよ。
でも、東京だと駐車場代って高くないですか?
だんだんやりとりがぎこちなくなってきましたね。
短いやりとりの中でもそれぞれの主張が含まれているのが分かりますか?
女性は男性の実家暮らしをどうみているのか?
この言葉にどういう意味が含まれていると思いますか?
自立していないことの理由が知りたい
実家にいる何か理由でもあるのかしら?
女性としては、36歳の男性が実家にいることに不自然を感じていいます。
コロナ・不景気の今であってもなお、こう考える女性は多いです。
親の介護
親の自営業を継いでいる
などの特段の理由がない限りは一人暮らしをして欲しいと思っているのです。
それは次に挙げる男性力への不安感からきているのです。
まぁ、裏の理由としてはいちゃつく場所がないかもという不満もあるのだそうです。(嫁談)
生命力を疑っている
ひとり暮らしは、当たり前ですが一人で生きてゆかないといけません。
ダラダラやりたいところですが、どんなに疲れていても明日また仕事はやってきます。
今日の生活をしっかり仕上げて、明日につなげる、
実家暮らしの方には、このサイクルを自分でまわす生命力が無いように見えます。
言い換えれば、オスとしての生命力を感じないわけです。
別の言い方をすれば、女性はグイグイ引っ張ってくれることを期待しているのですが、
少なくとも一人暮らしで自炊していれば最低限の引っ張る能力はあるんだな、と思うわけです。
大げさに聞こえますか?
いえ、一人暮らしをしって結構大変なのです。
世間常識・生活力を疑っている
ひとり暮らしではもちろん衣食住に関して自分で対応する必要があります。
- ライフラインの契約
- 賃貸契約や住民票
- ごみ捨てルール
- 近隣とのコミュニケーション
また、限られた資金の中で生活を運営していかねばならず、経済観念は必ず身に付きます。
一方、実家暮らしだと衣食住が全てととのっており、実家に数万円入れるだけ、という方も多く、経済観念が無い方も多いです。
都内で白菜が1500円になった時期があるのをご存じですか?
これは7月の長雨の影響なのですが、こういった何気ない話題で会話が通じないときには女性は違和感、いえむしろ不安を感じます。
実家暮らしの男性の言い分
一方で、男性としてはこんな言い分があるのかなと思います。
金銭的に合理的
不景気の今、一人暮らしをするメリットを感じない、というのが実家暮らしの男性の総意です。
衣食住をご両親と共有すれば、それだけコスト的なメリットがあるので、わざわざ一人暮らしをして損することはない、という言い分です。
ですが、この意見について女性は猛反発です。
結婚したら、自分たちの給料だけでやっていかないといけないのに。
新婚になっても、実家のときの経済観念だとやっていけない。
また男性の言う金銭的なメリットの裏には、今は趣味に十分なお金をかけていることが含まれます。
この趣味を結婚後も続けられるでしょうか。
そういった点も女性にとっては心配なのです。
単純に楽
確かに、実家暮らしは楽です。
というのは、多くの実家暮らし男性にとって
- 洗濯
- 料理
- 掃除
などは、仕事中に両親がやってくれるでしょう。
しかし、女性にとってはさきほどの生命力・世間常識・生活力、が備わっていないように見えるんです。
きっと結婚しても家事はやってくれないんだろうな、と。
俺の勝手
最後にコレです。
「どうやって暮らそうが、俺の勝手だろ。」
こういう気持ちがあるんじゃないかと女性は恐れています。
『結婚しても自分のペースは崩しません』という雰囲気が私はダメ。
つまり、開き直りですね。
こういう気持ちが男性の「えっ?」に含まれていることに女性は気がついています。
実家男性がモテるためには
では、圧倒的に不利な実家暮らし男性が婚活でモテるためにはどうすればいいのでしょうか。
実家を出る
やはり行動に移すことが大事です。
可能であれば実家を出ましょう。
それだけでモテ度がアップします。
結婚相談所のカウンセラーも言っていましたが、男性が実家暮らしというだけで敬遠する女性はかなり多いです。
精神的な親離れを態度で示す
事情があって実家を離れられない場合、自立をしていること、つまり精神的には親離れをしていることを示すのは効果的です。
こう思われていることに対してそうでないことを示すわけです。
例えば、
- 親も含めて月水金の朝食は自分が作っている
- 車、家の外構のメンテナンスは自分が全てやっている
など、をアピールすることです。
経済的な自立を示す
女性にとって男性の収入は非常に重要です。
旦那さんの収入をあてにしているという意味ではなく、新婚家庭を運営するうえで収入をきちんと考えています。
数万を家に入れて、それ以外を自由にしているのであれば、この点のアピールが全くできていません。
そこで、自分の身の回りのことは全部自分の収入の中でやっていることは最低限アピールすべきですね。
最後に
実家住まいの男性は、当人が思っている以上に女性のウケが悪いのですが、本人は気づいていないことが多いです。
独身志向であれば問題ないのですが、結婚を希望されるのであれば、実家を出ることも視野に入れないと婚活市場では本当に厳しいです。
ここで大事なキーワードは「一人暮らし」と「自立」です。
・実家住まいは自立していないと思われている
・実家暮らしでも女性の懸念を払しょくできればワンチャンあり
・でもやっぱり一人暮らしに勝るものは無い