今回はいきおい婚について成功例と失敗例を考えてみます。
いきおい婚には向き不向きがある
両親に背中を押してもらっていきおい婚をするのも手
結婚を前提としたいきおい同棲はおススメ
人生の大一番、結婚。
仕事や普段の生活では行動が早いのに、結婚では慎重になる人は多いです。
一方で、既婚者の中で
と言う方がいます。
それは本当なのでしょうか。
今回はいきおいで結婚した人、そうでない人の意見を聞きつついきおい婚のメリット・デメリットについて考えてみます。
結婚をいきおいでした人
この話題を考える場合、経験者の話を聞くと理解が深まりますよね。
既婚者全員が対象ですから、たくさんの意見を聞くことができます。
そこで、私と妻の職場・友人(30名)を中心に結婚をいきおいでした例を挙げてみます。
まさに運命の人(男性5名、女性2名)
結婚を意識していない段階から数ある出会いを繰り返していくうちに、異性に対して
と思うことがあります。
特に男性は相手のフィーリングや見た目が自分の好みに合うと「運命の人」と感じる傾向にあります。
そう感じるまでの時間は、早い人で会ったその日です。
松田聖子さんは、歯科医師と電撃婚した際に、「ビビビときた」と言っていましたね。
「ビビビ婚」はその年の流行語にもなりました。
遠距離が耐えられない(男性1名、女性5名)
仕事の事情や実家の事情などでカップルが離れ離れになってしまう場合、遠距離での交際になってしまいます。
「遠くの親戚より近くの他人(ことわざ)」を転用して、「遠くの恋人より近くの友人」なんて言う人もいるように、心の距離が遠くなってしまうと、やがては別れてしまうことも十分にあり得ますので、そこで、結婚を決断します。
学生時代に付き合っていたカップルで就職と同時に結婚するパターンなどがあげられますね。
(特例)子どもができた(男性2名)
これは仕方ないですよね。子どもができれば両親は必要でしょうし、もともと結婚を考えていたカップルであれば「ここで結婚しよう」となります。
面白かったのが、できちゃった婚(授かり婚ともいうらしいですが)と告白してくれたのは男性だけでしたね。
もう結婚できないと思っていたけれど、なんとか結婚に飛び込んで、人生の次のステップにすすめた。(40代前半男性)
このまま離れ離れになっていたら、きっと二人とも距離的に身近な方と結婚していたと思う(遠距離の30代前半夫婦)
子どもを作るにはこのタイミングしかなかった。(30代後半女性)
結婚をいきおいでしなかった人
そんな一方で、
と考える方もたくさんいます。
他にもいい人がいるかも(男性2名、女性6名)
まさに婚活あるあるですよね。
相手女性に好意をもっていても、相手にほんのわずか気になる点があれば、「他にもいい人がいるかもしれない」と、コロコロ相手を変えてしまいます。
ですが色んな女性にであった挙句、結局、
と思うこともしばしば。
しかし、これは男性に限らず女性でもあるあるです。
キチンと相手を知ってから(男性1名、女性9名)
これは圧倒的に女性に多い意見でした。
いわゆる条件が大事ということです。
女性は結婚となると、
高給取りだから
やさしいから
イケメンだから
これらだけでは結婚には至らない場合が多いです。
もっとリアルに結婚後の生活を想像して相手の条件を考えます。
男性に「年収400万円」を求めるのは結婚後にどれくらいの生活をしたいのかを想像している結果ですし、その上で家事分担ができるかの条件を上乗せしてきます。
一方、男性の方は、例えば相手が超美人だと後先考えずに結婚に突っ走ることがあります。
「運命の人だ!」そう考えて結婚に突っ走りますが、結婚したあと、
嫉妬深くてLINEは速攻で返信しないと怒られる
すごくヒステリーだった
実はメシマズだった
このように彼女の生活スペックの低さに愕然(がくぜん)とします。
奥さんの両親が毒親・借金もちだった。(30代前半男性)
だら嫁で、家事はほとんど自分だった(40代前半男性)
誰もが振り返るくらいの美人だけれど、メシマズ嫁だった(20代後半男性)
結局いきおい婚はアリかナシか?
では結局のところいきおい婚はアリなのでしょうか、ナシなのでしょうか?
婚活が長引くほど、
自分に変な自信がつく、自身がなくなる
色んな女性を知ってしまい、理想が高くなる)
となってなかなか結婚に踏み切れなくなり、結局、独身で人生を終えることになります。
もちろん生涯独身でもすてきな人生を送っている方は沢山いますが、あなたにとっては「結婚」という目的は達成できずに終わってしまいます。
勇気を出して飛び込むか、リスクを恐れて飛びこまないか。
最後にいきおい婚はアリか・ナシかを考えてみます。
背中を押して欲しい人
自分の年齢的に、この人・このタイミングしかないけど、勇気がなくて、リスクが怖くて、結婚の一歩を踏み出せない
ことはあります。
このときにはご両親へのご相談を第一に考え、背中を押してもらうことが有効です。
本当に親身になってくれるのではないでしょうか。
あなたが30代中盤以降であれば、ご両親はあれこれ意見して息子の婚期が遅れることは望んでいません。
両親の気持ちからすれば、息子の幸せを見たい、孫を抱きたいと思うものです。
「いまさら両親?」と思うかもしれませんが、あなたが30代中盤以降であれば相手女性の条件にあれこれ意見することなくあなたの背中を押してくれると思います。それにのって結婚しましょう。
ただし、あなたのご両親が毒親の場合にはこの限りではありません。
一方、意外かもしれませんが友人への相談はやめた方がいいです。
冷たい言い方ですが、今、友人があなたのことを本当に考えて親身に相談にのってくれるかは分かりません。
友人がもし今幸せであれば参考になる意見が聞けるかもしれなせんが、
友人も独身、あるいは同じく婚活している
友人の仕事がうまくいっていない
友人は既婚だけれど家庭がうまくいっていない
友人は結婚して10年近くたつけれど、子どもを授かっていない
こういった場合、あなたへ親身になって相談に乗ってくれるとは考えにくいからです。
女性になるとさらに顕著で女子会で婚活の話題はご法度となっています。
女性はマウント、他人の不幸が大好きですから、婚活で幸せになるなんて面白くありませんからね。
結婚に慎重な人
独身が長い人は、
今までの自分の生活スタイルをできる限り崩したくない
結婚に失敗したくない
と考えるでしょうから、たとえ相手が非常に魅力的であったとしてもいきおいで結婚することはないでしょう。
ぶっちゃけ私を含めた既婚者の総意なんですが、
子どもを授かる限界の年齢(アラフォー)の女性でない限りはいきおいで結婚することはオススめしません。
どうしても一歩を踏み出せないときには、結婚を前提としたいきおい同棲をすることをおススメします。
単なる同棲は相手女性への誠意がありません。相手のリスクも考えてあくまで結婚を前提とした同棲です。女性にとって、先の見えない同棲は単なる時間の浪費に過ぎません。
そして同棲の中で、相手の生活習慣や正確の深い部分、ご両親などを把握するのです。
そうすれば結婚後にかかえるリスクを減らすことができます。
いきおい婚では向き不向きがある
両親に背中を押してもらっていきおい婚をするのも手
結婚を前提としたいきおい同棲はおススメ