男性が婚活をする場合、将来子どもを希望される方は多いと思います。
相手に若い女性を希望されるのもこれが理由の一つですね。
ですがその前に一旦考えてみましょう。
自分の人生に子どもが必要かを考えてみる
子どもがいることのいい点、大変な点を想像してみる
女性が子どもを欲しいと思う感情は変化するので見極めは難しい
子どもはあなたの人生に必要?
結果的に私は子どもを授かりましたが、本当によかったと思っています。
子どもからは学ぶことが非常に多いです。
あなたの人生に子どもが必要かを
漠然とではなくシミュレーションして考えてみてはいかがでしょうか。
それによって選ぶパートナー、人生設計も大きく変わってきます。
子どもで人生はこう変わる
まず、子どもがいると人生どうなるのでしょうか?
ほんの一例ですが、私が経験した例を挙げてみます。
子育てからの学び
子どもは生まれながらに無防備で親を必要としています。
そんな存在を全力で守って、育てていきます。
そしてその子育て全てが学びになります。
生まれた瞬間、全身から絞り出すように泣き、生命の神秘を教えてくれます。
幼児は態度や言葉を選ぶことができないので、思ったことをそのまま言います。
つまり容赦がありません。
「お父さんいつも難しそうな顔をしてるね。」
このように、自分の態度を改めるきっかけを作ってくれたりもします。
小さいのに、敏感に微妙な夫婦関係の空気を察して、
ときには夫婦喧嘩の仲裁に入ってくれたりもします。もちろん教えたわけでもないのに。
自分の親へ感謝の気持ち
イケてない、大した事ないと思っていた自分の両親ですが、
いざ、自分の子どもを育ててみるとその苦労や偉大さが身に沁みます。
今では両親に本当に感謝しています。
私の例ですが、小学校3年生で転校したことがありました。
転校生の苦労で親を恨んだこともありました。
あれは父親の仕事が原因で引っ越ししたものと思っていましたが、
実は「当時の小学校が荒れていて、私がいじめにあっていたから引っ越しをした」と後から聞きました。
多分、自分の息子が同じ境遇だったならば私も同じ行動をとると思います。
「〇〇くんはSwitch持っているよ。僕も欲しい」
そういう息子に
「人は人、ウチはウチ」
と答える私。
思わずハッとします。
自分も子ども時代に両親に同じ事をうったえ、両親も同じように答えていたということに。「何でウチはファミコン買ってくれないの?」
Switchなんて、買い与えることは簡単です。
でも今、子どもに与えることの利点・欠点を夫婦で何度も何度も議論して、そして今は買い与えないと判断しています。
おそらく私の両親もそういう夫婦間の議論が何度もあったんだと思います。
経験したことのないコミュニティに参加できる
まさか自分にママ友・パパ友ができるとは思っていませんでした。
彼らとは一緒にキャンプをしたり、「オヤジの会」と称した飲み会をしたりと今でも仲良くしています。
同じ子を持つ父親として勇気づけられ、元気をもらっています。
また、子ども一緒にいると安心されることが多いです。
普通の男性が若い女性に例えば半径2メートル以内に近づいたとします。
当然、女性は警戒するでしょう。
一方、抱っこひもで子どもを抱っこする私が近づいたらどうでしょう?
その女性の思考回路はこうです。
- 子どもを抱っこしている
- 結婚している
- ならば、無茶はできない(奥さんや子どもの人生に迷惑がかかる)
- ここにいるのは何か理由があるのかな?
アメリカ(西海岸の場合)ではビックリするくらい皆が子どもに優しく接してくれます。
何より、私に話しかけてくれます。
日本人同士のコミュニティでも、子どものいる家族と独身あるいは単身者ではコミュニティが全く違います。
人生をもう一度経験しているような錯覚
保育園、小学校、クラブ活動など、子どもの経験が自分のことのように経験することができます。
林間学校の夜に「告白大会」があって、息子が1名の女子に告白されたことを自分のことのように喜んだり、クラブ活動の決勝戦で負けて、皆で涙したり。
子どもがいることで大変なこと
ただ、子どもをもつことは大変な面も沢山あります。
飲み会の場で、既婚者がボヤくのはこちらの話題ですね。
体力面
単純に体力面が問題になります。
赤ちゃんのときはせいぜい5キロなので、軽々抱っこできます。
ですが、ヨチヨチしだすと肩車、幼児になれば一緒にかけっこ。
小学校からは運動会にキャンプ、クラブ活動。
ときに付き添い、見守ります。疲れたから不参加とはいきません。
なぜって、自分のときは沢山経験しているのに自分の子どもにはさせないっておかしくないですか?
イベントには全力で参加するのが親の責務だと思います。
週末になると寝てばかりいるお父さんでは、奥さんに愛想つかされます。
私の周りだけかもしれませんが、独身女性と子どものいる女性は一目でわかります。
髪質の違いです。(偏見も入ってます)
- 独身女性はツヤツヤ
- 子どものいる女性は傷んでいる
お母さんは家庭、仕事、子どもを毎日やることが本当にいっぱいで、自分のことはどうしても最後になってしまいます。
化粧は家でできますが、髪の手入れは美容院に行く必要がありますが、その時間がなかなか取れない。結果、髪が傷んでしまうんですね。頑張っている証拠なんです。
それを見て私は「子育て頑張っているんだなぁ」と思いますが、独身男性は別の印象を持たれるのではないでしょうか。
家事・育児を協力できるか
私は家事・育児は二人で協力してやるものだと思っています。
お父さんは母乳をあげること以外、基本的には何でもできた方がいいです。
お見合いのときに「こういう感覚をもっているかどうか」を女性は見ています。
片方の給料だけで生活ができればいいのですが、
今の時代は二人ですべてを協力しあうのがいいと思いますので、当然の発想ですね。
私の場合、子どもが1歳のときは全然寝ない子で、夜は30分~1時間おきに泣いていました。
そこで、1時間おきに夫婦交代で抱っこして寝かせるということをしていました。もちろん暗闇の中で。
また、小さい子どもは親の接し方次第で命を落としてしまいます。
昨今のニュースを見ていれば明らかですよね。
子どもからは目が離せない人生になるということですので、忙しさは独身、夫婦のときとは比べ物になりません。
金銭面
単純にお金がかかります。
特に教育費
都内の場合、中高一貫化の流れで高校から入学できる都立高校が減ってきています。
中学入試がごく一部の子どものためではなくなってきています。つまり塾の費用が必要ということですね。
私のいる都内区立小学校6年生の場合、クラスの三分の一以上は塾通いです。
それ以外にも子どもにいろんな経験(旅行、体験学習、スイミング、クラシックバレーなど)をさせようとすれば、お金がかかります。
ゲームを与えている親もいますが、むしろそちらの方が安上がりなくらいです。
子育て論の相違
特に奥さんは子どもに「こう育って欲しい」という願望があったりします。
婚活時にはなくても子どもを授かると願望が生まれます。
例えば、
- 小学校まではクラッシックバレーを習わせる
- カトリック系の中高一貫校に進学させる
- 高校ではカナダに短期で語学留学をさせる
- 大学は私立英文系に進学させ、外資系で働く
しかし子どもは成長すればするほど親が思ってもいない行動をとります。
そのときのギャップに奥さんは悩むケースもあります。
そのストレスは旦那さんに、、
親として、どう子育てにたずさわりますか?
ママ友とのあつれき
ママ友は助かる場合もありますが、「マウントの取り合い」という面もあります。
そうなると気が弱い奥さんは精神を参らせる場合もあります。
こんなこと、子どもがいないと経験しません。
姑の干渉
子育てに対して一番の障害はあなたの母親(奥さんからは義理の母)になることがあります。
ときに奥さんのイニシアチブが義理母に奪われることがあります。
- 「ミルクじゃなくておっぱいをあげないと、いい子に育たないわよ」
- 「〇〇ちゃんの入学お祝いで、ランドセル買っておいたわよ」
全て余計なお世話です。
旦那さんであるあなたがフォローしないといけません。
子どもへの感情は変化する
相手の女性が子どもを希望しているのかは、お見合いの段階では確かめることができればいいですが、なかなか難しいですよね。
しかも、最初は子どもが欲しくなかったとしても
- 友人、同僚の女性が子どもを授かった場合
- 30歳後半
で、子どもが欲しいと考える場合もあってなかなか複雑です。
また、
- 女性の親が毒親であった場合
- 子ども時代に虐待にあっていた場合
などは子を持つことにいい感情はもっていないでしょう。
結婚後に
- 「子どもが欲しかった」
- 「欲しくなかった」
と意見が対立するのは夫婦関係を悪化させてしまう原因となってしまいますので、なかなか難しい問題です。
自分の人生に子どもが必要かを考えてみる
子どもがいることのいい点、大変な点を想像してみる
女性が子どもを欲しいと思う感情は変化するので見極めは難しい