ひょととすると自慢話にうんざりしているからかもしれませんよ。
自慢話は自分語り。友人と話すノリで話すのは間違い。
婚活の会話は未来志向、自慢話にもそれを組み入れること
結婚相談所はこういった会話のサポートもしてくれる
今回は積極的に会話ができたのに。
そう思っていたのに、婚活のお見合いやデートでどうも相手の反応が悪いことってありますよね。
原因は何だと思いますか?
婚活の自慢話には地雷がいっぱい
考えられる原因の1つに、あなたの「自慢話」があります。
男性同士のコミュニティでは自慢話は普通のことですよね。
男なら上司や先輩に自慢されると、
「さすがです」
「まじっすか」
「へぇ、すごいっすね」
などの相づちを一日に何度も使うことがありますよね。
ただ、女性は男性の自慢話にうんざりしていますし、赤の他人から始まる婚活においては自慢話で印象が非常に悪くなることがあります。
婚活では自己アピールは必要なのですが、自慢話については状況をしっかり判断しないとお断りの原因になってしまいます。
自慢話のパターン
では自慢話にはどのような種類があるのでしょうか。
その内容とともに、男子ウケ、婚活女子ウケを比べてみましょう。
ここで紹介するのは、婚活を始めて半年のAさん、2年目のBさん、婚活疲れ(4年目)のCさん、の例です。いずれも私の職場の方です。
出身、家柄、資産の自慢
「実家が旧家で親が不動産を複数所有していまして」(4年目Cさん)
親しい友人なら
婚活女性の受け取り方
☆いい印象の場合
★悪い印象の場合
出身、家柄、資産に関しては相手の印象は、人により様々ですので慎重に話すべきですね。
仕事、人脈の自慢
「仕事が忙しくて。先週はアメリカ出張だったんです」(2年目Bさん)
親しい友人なら
男にとってある程度の仕事が忙しいのは当たり前。
海外出張なら、ある意味うらやましさもありますよね。
婚活女性のうけとり方
☆いい印象の場合
★悪い印象の場合
仕事で忙しいのは男女問わず当たり前です。
むしろ現代では効率よく仕事して、仕事と家庭のバランスをうまくとっている方の方が魅力を感じる女性も多いです。
「仕事忙しいアピール」は家事や子育て、共働きに理解があるかと言えば、そうでないような印象を与えてしまい、マイナスなので要注意です。
学歴、出身校周辺の自慢
「□□大学の友人で、ベンチャーの社長やっているヤツがいまして。」(2年目Bさん)
「よくテレビで見る△△は僕の友人なんですよ」(半年Aさん)
親しい友人なら
この場合、友人でもちょっとうんざりかもしれません。
仮に友人が好意的に思ってくれたとして、その自慢の交友関係を紹介してくれればいいのですが、実はその有名人とはそこまで仲がよくなかったりしませんか?
婚活女性のうけとり方
☆いい印象の場合
★悪い印象の場合
結婚相談所に所属していると、相手の出身校はプロフィールに載っていますので、聞く必要がありません。
そのうえで、出身大学や友人をアピールするとどうなるかは相手の受け取り方とともに慎重に考えた方がいいです。
学歴は高いに越したことはないのですが、首都圏だと、東大、早慶などの超有名校の出身でもあまり自慢にはなりません。
私の周囲にも東大出身者がいますが、いまだに「俺は模試で〇○位だった」と話しています。
周りの寒い空気が読めていないところがちょっとかわいそうでしたね。
趣味の自慢
「ゴルフに凝っていまして、週一でやっています。先週、スコアがちょっと伸びたんですよ」(4年目Cさん)
親しい友人なら
趣味が共通であれば、友人もノリノリですよね。
共通の趣味でなくても、友人ならばきちんと聞いてくれます。
婚活女性のうけとり方
☆いい印象の場合
★悪い印象の場合
女性の中には「趣味がゴルフ」というのに偏見を持っている人もいます。
その多くはお父さんが会社のつながり(営業)でゴルフに出かける姿を見てきたことに起因します。
そのお父さんは家庭に協力的であったかというと、そうではなかった可能性が高いです。
だって、週末のたびにゴルフに行っていたのですから。
ですので、ゴルフに偏見をいだく女性は確実にいます。
そもそも趣味の自慢はなかなか難しいです。
結婚後もその趣味を続けたいでしょうけれども、相手女性にからすれば、その趣味が家庭にどう影響を与えるのか、金銭的に、家事の分担的な視点で考えていることに注意すべきですね。
結局、自慢話の何がいけないのか?
男性は婚活でなくとも女性の前ではついつい自慢をしたがるものです。
ですが、男友達に話すのと同じトーンで「婚活女性」に自慢してしまうのが問題です。
話している場が婚活のお見合いやデートであることを忘れてしまってはいけません。
婚活は未来に向かうすり合わせをお互いにしていくものなので、常に女性は未来を想像しながら会話をしていると考えるべきです。
未来志向の会話をすべきなんですね。
どういう形で自慢話、自分語りをすべきか
ではさきほどの例で考えてみましょう。
「実家が旧家で親が不動産を複数所有していまして」
相続の見込みがなければ言わない
そもそもお金目当ての女性がいやなら言わない
「仕事が忙しくて。先週はアメリカ出張だったんです」
忙しくて家事に協力的でないかも、と受け取られないように気を付ける
「ベンチャーの社長~」「よくテレビで見る△△は~」
事実であっても、出会って早々にいう話題ではない。自信の無さを見られてしまう。
たまたま、二人でいるときに彼らを見かけたなら触れてもいい。
「実は、あいつ知り合いなんですよ」程度にとどめておく。
そこで女性が興味を示さなかったらそれ以上は話さない。
「ゴルフに凝っていまして、週一でやっています」
「一緒にできるといいですね。」
「年をとってもできるスポーツなんですよ。」
「平日は週末の半額で回れるんですよね。」
など、相手を巻き込んだり、家庭を圧迫しないアピールをする。
ただの会話なのですが、婚活の難しさはココにあります。
将来の相手を探しに出会いを求めているのですから、今の単なる自慢ではなく、未来志向で語るべきですね。
婚活女性の「お断り原因」は性格、生理的にアリかナシか、収入、などがメインでしょうけれども、実は自分語り、自己自慢も地雷の一つですので気を付けましょう。
もちろん、この辺の(やりとりの)サポートは結婚相談所の専門分野ですので彼らを頼るのはアリです。
お見合いやデート後にフィードバックがあるのはそういう指導をしてくれるためです。