30代婚活のリアルと成功のポイントを考えます。
30代男子の婚活は同世代のライバルが多く激戦
いかに地雷を踏まないか、失敗例から学ぶのが成功カギ
それを指摘してくれるのは、第三者しかいない
30代男子の婚活環境
30代男子といえば、10年近く取り組んだ仕事が実を結び、次のステージ(結婚)を考える方も多いのではないでしょうか。
それを反映してか、男性の平均初婚年齢は平成30年で31.1歳となっています。
出典:厚生労働省 平成30年(2018) 人口動態統計月報年計(概数)の概況
表10-1夫妻の平均初婚年齢の年次推移
そして30代男性との結婚を希望する女性は20代~40代まで幅広く、一見、女性が選びたい放題のように見えます。
ですが、実際は30代の男性は女性から求められる条件がシビアで婚活で苦労されている方も多いです。
ごく一部のモテ30代以外は、自分をしっかりと見つめなおし婚活に望む必要があります。
30代は前半と後半では婚活事情が全く違う
また30代の前半と後半では婚活のアプローチも変わってきます。
例えば、32歳と38歳を比較してみると、、
32歳は30代と認識されますが、38歳は「もうすぐ40代」を感じさせますので、
いかに「おっさん臭さ」を感じさせないかがカギとなります。
それは女性は好んで「おっさん」と結婚する人は少ないからです。
一方、30代前半の方は若さを前面に打ち出すべきです。
このように、自由気ままな婚活ができそうな30代ですが、戦略を誤るとドツボにはまり、婚活が長期化します。
30代男性の婚活失敗事例
ここでは30代の婚活男子がやってしまいがちな婚活の失敗を紹介しています。
20代男子の婚活と違い、30代は金銭面、社会的ポジション、心の余裕など20代と比べて有利な点が多いのですが、婚活の自由度が高すぎて迷走している方が多い印象です。
例えば、30代の婚活で結婚相談所を利用した場合、プロフィールで自分をうまく表現できれば、お見合いの申し込みを断られることは40代と比較するとかなり少ないです。
しかしそこで調子に乗ってしまうんですね。私がそうであったように。
相手のちょっとしたこと(容姿、態度)が気に入らず、こちらから「お断り」を入れ、どんどんお見合いを繰り返すものの、
一方、分は全く変わっていないので、自分が「お断り」をされた場合には、原因や解決法に全く気づかないまま「お断り」を繰り返し、時間が過ぎていきます。
将来DVにならないかしら?
そこで、これらの失敗ポイントに最初から注意しておくと
- 「お断り」
- 「交際中止」
を回避することができ、交際、結婚へとつなげることができます。
ここで紹介する婚活の失敗談は、私自身の話と、私が当時お世話になった婚活アドバイザーの話の2種類があります。
私は結果として婚活期間7か月で婚約しましたし、婚活アドバイザーは百戦錬磨ですので、いずれもみんさんの参考になるのではないでしょうか。
婚活に苦労しないための行動X選
再度強調したいのは、
結婚観、女性への考え方、人生観などを今一度考えて、行動を改めないと
「お断り」をされる繰り返しとなり、あっという間に40代をむかえる
ということです。
あなたの職場の独身の先輩を思い出してみてください。
彼らはどうして独身なのだと思いますか?
今30代のあなたに、彼らの行動と重なる部分はないでしょうか?
忙しさとマメさ・器用さは両立できる
仕事を始めて10年程度、30代は仕事が一番ノッている時期です。
仕事に没頭しているのでなかなか時間が取れないこともあります。
例えば、交際しているとき、女性への連絡をつい遅れがちにしていませんか?
女性は仕事のデキル男を求めますが、同時に女性にもデキル男も求めます。
果たして仕事中心で彼女に連絡できないのはデキる男と言えるのでしょうか。
結論:デキる男はどちらもこなします。
忙しい中でも必ず彼女と連絡をとります。
LINEの一言でもいいんです。何か連絡をしてみましょう。
というのも、コミュニティが
独身時代: 自分、両親、職場、彼女
結婚すると:自分、両親、職場、妻、子ども、妻の家族
と一気に増えます。
必然的にあなたの時間はある程度拘束されますが、デキる男はそれをなんとか回しているのです。
例えば、結婚すると
妻の仕事は今週末が納期
昨日やっと熱が下がった子どもを保育園に預けている
自分の父親が闘病中
こんな状況も珍しくありません。
このような場合、仕事中のあなたに突然連絡がくるかもしれません。
という理由で奥さんからの連絡に対応できないのは、奥さんにストレスがたまっていきます。
LINEで1行、トイレの際に一言でもいいんです。タバコ休憩や昼休みに携帯ゲームをしている時間だってあります。
「仕事が忙しい」
そういう方から婚活アドバイザーはこんな感想をもつのだそう。
・連絡する時間を割く努力をやってないだけ
・相手にもその気持ちは伝わっているし、
・夫婦で協力して家庭を運営できないかもね
また単純に、婚活においてはレスの速さは相手への関心の高さを表します。
ですので、可能な限り即レスをおすすめします。
婚活においては
とは思いません。
斜に構えてないでその女性の期待に応えようと必死になるべきなんです。
女性側の視点で見ると、交際候補は沢山いるのです。
あなたの連絡がそっけなければ、女性は次の男性を選べばいいのですから。
金銭的な余裕を見せる
30代の20代と比較して有利な点の一つに金銭面(給料面)が挙げられます。
お見合いやデートのお茶代くらいは出してあげてください。
女性はあなた以外に何人も30代男性に会っています。
特別な容姿、職業、年収でない限り、気前よく支払いができてやっと他の30代と同じラインに立っているのです。
ここでケチるとその時点で脱落です。
お見合いは割り勘でいいかと思ってた。
たかがデート代なのですが、
女性には結婚後のお金のやりくりを見させられたように感じるんですね。
経済的なモラハラをやられないかと。
そうそう、たかが1000円くらい出して欲しいものだわ。
ちょっと考えすぎかもしれませんが、そう考える女性がいるのは事実です。
デリカシーに注意
あなたが30代だとお見合いで選べる女性の選択肢が多くなります。
そこで今まで全く接点のなかった女性との交際にチャレンジするも失敗に終わることがあります。
よくあるパターンとしては、
あなたの興味を中心に話が進み「お断り」をされてしまうことです。
例えば、このような魅力的な職業の女性の場合、
・秘書
・客室乗務員
・看護師
・保育士
つい、興味本位でいろんなことを聞いてしまうのではないでしょうか。
これらは彼女たちの職業上今まで何度も聞かれた質問で、お見合いの場でも聞かれてしまうと正直うんざりしてしまいます。
相手はストレスばかりです。
「婚活が面倒くさい」という考え
30代になればあなたのライフスタイルは確立されています。
そこに婚活が入ってくるとペースが乱され、対応が面倒になってしまいます。
気の合う同僚と飲んでいた方がよっぽど楽ですしね。
しかし、女性との連絡にマメさがなくなってくると、女性の気持ちがさーっと冷めます。
婚活女性との距離感はなかなか難しいのですが、少なくともあなたが「面倒」と感じたことを相手にさとられるとその交際は終わります。
高くなる理想をどうするか
30代にもなるといろんな女性と会ってきたと思います。
容姿、職業、家柄など女性への理想が高くなっているかもしれません。
しかし、自分がその希望の女性に見合うのかを一度考える必要があるんですね。
30代男子に高望みがあるように、美人にだって高望みがあるということです。
ただ、理想をずっと追い求めて実現する男性いるのも事実です。
例えば、10歳以上年下の女性を熱烈に希望される男性はいます。
彼らは自分を磨いてひたすら待ち、年の差を感じさせない身なりを身に着け、彼女らの話題に合わせようと努力します。
結果、念願の年下女性との結婚を実現した方を知っています。
11歳年下の看護師
10歳年下の大学の教え子
14歳年下の職場の後輩
彼らはたゆまぬ努力をしていました。
高望みするならば、それに見合うよう自分を変えていかなければならないんですね。
30代男子の具体的な婚活行動は?
地雷ポイントのチェック
まずはここで紹介した30代でやってしまいがちな地雷ポイントに自分が該当していないかチェックしてみてください。
お見合いはうまくいったと思っていたのに、「お断り」になってしまっている場合には、これらに該当している可能性があります。
PDCAサイクル
PDCAは完璧にビジネス用語ですが、婚活でも使うんです。
PDCAサイクルとは、
Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返し、生産管理や品質管理などの管理業務を継続的に業務を改善していく手法のこと
婚活のPDCAは、
婚活パーティーやお見合いで出会う
デートをする
「お断り」をもらってしまう
改善点を考えて、次回に生かす
何度か出会いを繰り返していると、自分の弱み、地雷ポイントが分かってきます。
ここでPDCAを繰り返せば、同じ過ちはやらなくなります。
ただ、婚活は対女性なので、同じパターンが通用しないこともありますので、PDCAサイクルがうまく回らないこともあります。
結婚相談所のパートナーエージェントは婚活でPDCAサイクルを活用することを明確にうたっています。
信頼できる第三者のアドバイスを聞く
そこで信頼できる第三者からのアドバイスを聞くことをおすすめします。
ただ、婚活に関しては友人やご家族に聞きにくいですよね。
そのために結婚相談所を利用します。
私の場合、相談所のアドバイザーにかなり相談に乗ってもらいました。
「お断り」された際、希望があればその原因をアドバイザーから聞くことができたのですが、私は
普段お目にかかれない女性の職業に食いつきすぎ
別れ際がそっけない
などえらい言われようでした。そこで、
デート代は必ず私が出す
相手の職業に過敏に反応しない
デートの別れ際には、相手が見えなくなるまで見送る
を徹底したところ、私の態度が原因で「お断り」が出ることがなくなりました。
このように、アドバイザーはPDCAをサポートしてくれるんですね。
30代の婚活は自分をいかに軌道修正するかがカギです。そして最後に
実は子育ては待ったなし
30代で結婚すると、夫婦の時間を楽しみたい一方、
子どもを作るかを考えないといけないことも念頭においてください。
30歳で結婚、33歳で子どもを授かると
43歳で子どもは10歳(5年生)、53歳で20歳
このように自分の年齢と子どもの年齢をイメージしておく必要があります。
これは33歳で子どもを授かった例ですが、時間に余裕がありそうで実はあまりありません。
もちろん女性側の年齢も大事です。
30代男子の婚活は同世代で競争になる
いかに失敗例から学ぶのが成功カギ
素のままの自分ではうまくいかない場合が多く、PDCAをまわしつつ第三者の意見をきく